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Intel「Xeon E5-2650L」

Xeon搭載で最大170W台の32スレッドハイエンドPCがデモ中!

2012年03月29日 23時49分更新

文● 増田

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 インテルのサーバー/ワークステーション向けCPUの低電圧版となる「Xeon E5-2650L」を2基搭載したPCのデモがPC DIY SHOP FreeTで行なわれている。その省電力性に注目だ。

LGA 2011デュアルソケットのマザーボード「S2600CP2」に低電圧版となる「Xeon E5-2650L」を2基搭載したPCのデモ

 展示/デモされているのは、インテル製のLGA 2011デュアルソケットのマザーボード「S2600CP2」に、2基の「Xeon E5-2650L」を搭載したハイエンドPC。マザーボード形状が特殊なため、PCケースもインテル純正の「Server Chassis P4000M」という製品が使用されている。

背面には容量750Wのリダンダント電源を2基搭載。このサイズで80 PLUS Platinum認証取得済みという製品で、最大1600Wモデルまで搭載可能だ

 注目はその消費電力で、CPU使用率を最大の100%とした状態でもワットチェッカーでは170W台をキープ。さらにアイドル時には70W台まで落ちるなど、ハイエンドなサーバー/ワークステーションPCとしては高い省電力性能を発揮している。
 PC DIY SHOP FreeTでは明日以降、このPCを展示デモするほか基本構成をベースとしてBTOの販売も予定しているとのこと。普段はなかなか見る機会の少ないハイエンドPCに触れるいい機会かもしれない。

デバイスマネージャーを開くと32スレッドがずらり。すべてのコア使用率を100%にしてテストした。ちなみに内部に搭載された5基のファンが奏でる音は、例えるなら飛行機の離陸、または昭和の掃除機といったところ

CPU使用率を最大の100%とした状態でもワットチェッカーでは170W台をキープ(左)。さらにアイドル時には70W台まで落ちる(右)

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【取材協力】

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