M1層(男性20~34歳)・F1層(女性20~34歳)の意識・実態を分析するM1・F1総研は1月10日、M1ビジネスマンの「オサイフ意識」調査の結果を発表した。
調査結果によると、M1ビジネスマンの平均年収は20代前半で270万円、後半は404万円、30代前半は457万円と大きな差となった。一方で、1カ月あたりに使える金額は、もっとも高い20代前半が4万1211円、30代前半が3万6929円となり、多くが家庭を持っていない20代前半の可処分所得が最も高い結果となった。
「この数年で年収が減ったと思う」人は全体の36.6%。また、「自分のお金の出入りの管理はうまくできていると思う」と回答している人が6割である一方、「給料日前にはお金がないことが度々ある」や「急な出費があると、給料日前にはお金がなくなることが度々ある」という回答も3割程度存在し、想定外の出費に対する脆さもうかがえた。調査期間は2011年12月6~8日。調査方法はインターネット調査。調査対象は一都三県の20~34歳男性会社員(正社員および契約社員)で、5歳刻みで206サンプルずつ計618サンプルを集計した。
■「オサイフ意識調査結果」(http://m1f1.jp/m1f1/2012/01/labo_120110.html)