ヤフーは12月2日、日本テレビ放送網が運営する動画ポータルサイト「第2日本テレビ」において、放送局としては初のクラウド型映像ビジネスプラットフォーム「vipo(ビポ)」の利用を開始したと発表した。
今回の「第2日本テレビ」での利用内容は、iPhoneおよびAndroidのスマートフォン向け映像配信をvipoで行う。デバイスごとに異なるエンコーディングやコンテンツ保護、最適ビットレートの作業をvipoに任せることで、個別の技術的差異を意識することなく配信することが可能になる。また、vipoのAPIを用いることで、スマートフォン向けのサイト構築がスムーズに行われている。
また、スマートフォン版のリリースにあわせ、パソコン版のバックエンドもvipoに共通化し、ワンソースマルチデバイスの配信を実現。スマートフォンサイトと同様にvipoのAPIを用いてパソコンサイトや運用ツールも刷新した。
今後は、ストレージやファイルキャッシュなどYahoo! JAPANのスケールメリットを享受できるインフラを活用することで、トータルでのコストメリットを提供する。
■「vipo紹介サイト」( http://vipo.yahoo.co.jp )