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Webディレクション最新キーワード ― 第70回

JWDA

ブランドパーソナリティとサイトパーソナリティ

2011年12月05日 11時00分更新

アンティー・ファクトリー

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 Webサイトの役割の1つに、ブランディングがあります。企業と消費者とのコミュニケーションにおいて、企業や商品のブランド価値をきちんと伝え、消費者に繰り返し選択・利用してもらい、ファンになってもらうためのさまざまな活動です。

 Webが登場し、テレビCMや新聞広告などの4マス媒体のみでの企業・商品の認知やイメージアップを図る時代は終わりました。あらゆるステークホルダーは、企業・商品を知るためにWebサイトを利用します。ステークホルダーが体験するさまざまなことが、企業や商品のブランディングにおいてとても重要なのです。

サイトパーソナリティという考え方

 ブランディングでは、ブランドを人にたとえる「ブランドパーソナリティ」という手法が頻繁に使われます。この手法は、ブランドを「マインド」「見た目」「行動」に大別して「人物像」として規定することです。

 Webサイトにおけるブランディングでもブランドパーソナリティと同様に、Webサイトを人にたとえ「サイトパーソナリティ」を明確にします。サイトパーソナリティを構成する要素は、Webサイトの構築・運営に必要な要素です。それらの要素を、Webサイトの企画・制作・運営にフィードバックすることで、効果的なブランディングを図ることができます。

ブランディングという役割を担うWebサイト

「マインド」「見た目」「行動」の要素

 ブランドパーソナリティにおける「マインド」「見た目」「行動」はサイトパーソナリティではどのような要素を指すのでしょうか。

 「マインド」は、コンテンツ企画・編集スタイルのことです。コンテンツ企画や文章の編集スタイルが、信頼感を醸成するようなものなのか、友人のような距離感なのかなどを規定し、実行していきます。

 「見た目」は、インターフェイスデザイン・ページ機能のことです。Webサイトのナビゲーションの操作性やコンテンツ階層のサイト構造、情報を提供・取得するための機能などを、ブランドのアイデンティティに基づきながら、ユーザーニーズに応える表現で実現します。

 「行動」は、運営体制・サービスのことです。Webサイトでの問い合わせやクレームへの対応、SNSにおけるユーザーとの直接対話など、企業・商品ブランドが持つイメージを具現化する運営体制・運用フローを整備し、実践していくことです。

 Webサイトの制作にあたっては、クライアントとともにサイトパーソナリティを明確にすることが、ブレのない制作につながります。そのためにも、企業や商品の持つブランドの価値、これから訴求していくブランドを正しく深く理解することが大切です。

著者:アンティー・ファクトリー

アンティー・ファクトリーはWeb戦略だけでなく、タッチパネルやスマートフォンなどの各種インターフェイス・アプリケーション開発、次世代広告コミュニケーションの設計や開発を行っています。ワールドワイドなクリエイティブを展開し、発展しつづける会社です。

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