カネボウ化粧品のグループ会社であるエキップは6月16日、同社が展開するブランド「RMK」と「SUQQU(スック)」のインターネット通販を、20日より開始すると発表した。
同社は2ブランドとも、これまでは顧客との直接対話によるカウンセリングに重点を置き、ブランドのプレステージ性を確立するため、百貨店と直営店の限られた店舗で販売してきた。今回、インターネット通販市場に参入することで、新たな販路拡大を目指す。
また今後は、通販ユーザーの調査や、実店舗も含めた購買動向を分析し、「店舗販売」と「インターネット通販」の両者を展開するビジネスモデルのメリットを生かしていく。
「RMK」は、ニューヨークを中心に世界で活躍する日本人メイクアップアーティスト・RUMIKOをクリエイティブディレクターに迎え、1997年3月に発売。若い都会的な女性の支持を獲得し、百貨店市場で売り上げを伸ばしてきた。現在国内103店舗(百貨店101店、直営店2店)、海外46店舗(免税店含む)で展開している。
一方、2003年に発売を開始した「SUQQU」は、大人の女性のための“手軽にキレイを叶え、本質的な美しさを導き出すトータルコスメティックブランド”として展開。現在国内30店舗(百貨店29店、直営店1店)、海外3店舗で展開している。