社団法人日本通信販売協会は5月10日、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業計131社を対象とした、2011年3月度の売上高調査を発表した。
調査概要によると、総売上高(131社)は前年同月比11.4%減の1123億6400万円だった。
伸び率を商品別でみると、「衣料品」は同14.9%減の221億4500万円、「家庭用品」は同8.0%減の182億9500万円、「雑貨」は同11.2%減の467億1000万円、「食料品」は同9.7%減の177億8600万円、「通信教育・サービス」は同16.2%減の400億300万円と全ての分野で減少した。
減少理由として東日本大震災の影響をあげる企業が多くみられた。なお、3月度の1社あたりの平均受注件数は、6万6061件(回答101社)だった。