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CCCが事業転換、MBOで非上場化へ

2011年02月07日 09時39分更新

記事提供:通販通信

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 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は2月3日、マネジメントバイアウト(MBO=経営陣による買収)を行うと発表した。

 CCCの代表取締役である増田宗昭氏が全株を保有するMMホールディングスが、普通株式および新株予約権に対するTOB(公開買付け)を行い、CCC株は上場廃止となる見込み。買い付け価格は1株600円で、3日の終値は461円となっている。

 CCCが非上場化を目指すのは、IR活動による事業戦略公開が他社に模倣されるといった問題のほか、ブランド力や信用力が浸透し、上場を維持するメリットが少ないことなどが要因。

 CCCの主力事業であるDVDやCDのレンタル事業は、他社との競争が激化するなか、インターネット配信サービスも急速に普及し、売り上げは頭打ちとなっていた。このような状況のもと、同社はMBOを実施することで、大幅な事業転換を図り、企業価値の向上を目指す。

 ■「MBOの実施及び当社株式等に対する公開買付けに関する意見表」  (http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0272771_01.pdf

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