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ディラック「Lian-Li & Lancool EXPO 2010」

新型PCケースや萌えキャラが披露されたLian-Liのイベント

2010年12月04日 23時49分更新

文● 池座 優里

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 本日4日(土)、CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原にてディラック主催のイベント「Lian-Li & Lancool EXPO 2010」が開催された。

会場

Lian-Liの国内代理店であるディラックが主催するイベント「Lian-Li & Lancool EXPO 2010」。会場はお馴染みのCAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原だ

陳氏

イベントにはLian-Liの会長、陳氏も駆けつけた

 イベントでは国内未発表の新型ケースの展示、メーカーのマスコットキャラ「リーandラン」のお披露目、蜘蛛型PCケース「T1」の早組みデモンストレーション、Lian-Li製PCケースなどの豪華賞品が当たる大抽選会などが実施された。ここでは新型PCケースの紹介を中心に、イベントの様子を紹介していこう。

410mmの拡張カードも搭載可能なATXケース「PC-K63」

「PC-K63」

年明け1月の発売が予定されているスチール製ケースの新製品「PC-K63」

 スチールケースの新製品「PC-K63」は、ATX対応のミドルタワーケースながら内部スペースが広く取られており、標準で290mm、中段のHDDケージを外せば最長410mmの拡張カードまで搭載可能だ。さらにフロント140mm×2、リア120mm×1、トップ140×2の計6基のファンによる高い冷却性能を誇るハイエンドゲーマー向けケースとなっている。フレーム部分を利用した新開発のケーブルマネジメントシステムを採用し、ケース内のエアフローを確保しているのも特徴だ。
 主なスペックは、全体サイズが214(W)×530(H)×530(D)mm、ベイ数は5インチベイ×3、3.5インチベイ×6、2.5インチベイ×4、フロントI/OポートはeSATA×1、USB3.0×1、USB2.0×1、音声入出力となっている。
 発売は2011年1月頃の予定で、予価は1万5000円前後とのこと。ほぼ同じフレームを採用した、フロントパネル違いの廉価版「PC-K57」も予定されているという。

内部

中段のHDDケージは取り外し可能。外すと最長410mmの拡張カードまで搭載できる

ケーブルマネジメント

本体フレームを利用したケーブルマネジメントシステムを採用し、ケース内のエアフローを確保している

Xシリーズの新製品「PC-X500FX」

「PC-X500FX」

Lian-Liを代表するモデルに成長したノッポなアルミ製ATXケース「PC-X500B」の後継モデルとなる「PC-X500FX」

 「PC-X500B」の後継モデルとなる「PC-X500FX」は既存モデルと同じく、内部構造を分離するチャンバー方式を採用したアルミ製ATXケース。フロントに140mmファンを3基、リアに120mmファンを2基搭載し、正圧による高い冷却性能を実現している。
 また、415mmと短い奥行きにも関わらず拡張性が高く、最長で300mmのVGAを搭載可能だ。さらにPCIスロットも8スロット装備しているため、3Way-SLI構成時でもビデオカードをしっかりと固定できる。
 内部は、ツールレス構造でドライバー不要で組み立てできる。主なスペックは、全体サイズが243(W)×606(H)×415(D)mm、ベイ数は5インチ×2、3.5インチ×6、2.5インチ×1という構成。フロントI/OポートはeSATA×1、USB3.0×4、音声入出力を用意している。
 発売は2011年1月の予定で、価格は5万円前後。

フロント

フロントパネルを取り外すと140mmファンが3基搭載されている。ファンのフィルターは着脱式で水洗い可能だ

5インチベイ

サイドの5インチベイは使用環境にあわせて左右どちらにも搭載できるなど、シリーズの特徴は健在

高い拡張性と冷却性能を実現したMicroATXケース「PC-A04」

Micro ATXサイズながら最大370mmのビデオカードまで搭載可能となるアルミ製の「PC-A04」。発売は12月中の予定で、予価は1万3000円前後

 「PC-A04」は、HDDケージを外すことで、最長370mmのビデオカードまでを搭載可能なアルミ製Micro ATXケース。フロントに120mm×2、リアに120mm×1の計3基のファンに加え、オプションでトップにも120mmファンを1基搭載可能で、ハイエンド構成時にも十分な冷却性能を実現する。
 こちらのモデルもすべてツールレス構造となっており、ドライバー不要で組立が可能だ。主なスペックは、全体サイズが188(W)×386(H)×460(D)mm、ベイ数は5インチベイ×2、3.5インチベイ×7、2.5インチベイ×1。フロントI/OポートはeSATA×1、USB3.0×1、USB2.0×1、音声入出力となっている。
 12月発売予定で、予価は1万3000円前後。

VESAマウント対応のMiniITXケース「PC-Q09F」

オプションパーツによりVESAマウントも可能なMiniITXケース「PC-Q09P」。別に80WのACアダプターを搭載し、高さが105mmのモデルも販売される予定だ

 「PC-Q09P」は、オプションパーツによりVESAマウントも可能なMini ITXケース。150WのFlexATX電源を標準で搭載し、カラーはシルバー、ブラック、レッドの3種類が用意されている。スリムドライブベイや2.5インチベイが底面に配置されるため、CPU周辺のエアフローが確保されているのも特徴だ。
 主なスペックは、全体サイズが265(W)×120(H)×200(D)mm、ベイ数はスリムドライブベイ×1、2.5インチベイ×1、フロントI/OポートはUSB3.0×2、音声入出力。
 発売12月中旬から下旬で、価格は未定だが1万8000円前後を予定しているとのこと。なお、80WのACアダプタを搭載し、高さが105mmのモデルも販売される予定だ。

(次ページへ続く)

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