このページの本文へ

OracleやSAPの運用に最適!

クラウドパッケージBladeSystem MatrixにHP-UX版登場

2010年11月29日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 11月26日、日本ヒューレット・パッカードはプライベートクラウド構築のための機材をパッケージ化したアプライアンスの新製品「HP BladeSystem Matrix with HP-UX」を12月7日より受注開始すると発表した。

「HP BladeSystem Matrix with HP-UX」で提供されるブレードシャーシ

 これは、ブレードサーバーのシャーシ「HP BladeSystem c7000」に、Itanium搭載のサーバーブレード「HP Integrity BL860c i2」、サーバー管理ソフトウェア「HP Insight」、同社開発のUNIX「HP-UX VSE-OE(8ソケットライセンスを含む)」などを組み合わせ、工場インテグレーションサービスや管理環境の設定サービスをセットにした製品。

セットを構成するサーバーブレード「HP Integrity BL860c i2」。ほかに、Integrity BL870c i2/BL 890c i2、HP ProLiant BLシリーズも搭載可能だ

 あらかじめ仮想化環境とそれを制御するための管理環境、自動化のための機能が整っているため、インフラ基盤のクラウド化を最低限の手間で開始できる。Oracleのようなデータベース環境やSAPなど、UNIX上で稼動する業務アプリケーションをプライベートクラウドで提供する基盤に最適な製品としている。

 価格は、2984万4150円(税込)から。導入に当たっては、共有SANストレージとして「HP StorageWorks」、管理サーバーとして「HP ProLiant DL360 G7」1台を別途追加することを推奨している。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード