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丸井が京都に初出店、カード事業・ネット通販で顧客囲い込みへ

2010年08月12日 09時53分更新

記事提供:通販通信

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丸井グループは8月10日、2011年春より京都・四条河原町の住友不動産京都ビルに出店すると発表した。

 閉店する「四条河原町阪急」の後継テナントとして出店。京都では初の出店となる。四条地区は、阪急電鉄・京阪電鉄・市営地下鉄が乗り入れ、高島屋、大丸をはじめとする大型の商業施設や専門店などが集まる京都最大の商業集積地。

 同社は近年、自社のクレジットカード事業やインターネット通信販売などへの顧客の囲い込みを図るため、政令指定都市を中心に出店を強化している。2009年4月からは、店舗でのカード即時発行も開始。グループカード会員476万人のうち、関西圏のカード顧客は、5%前後にまで成長している。

 また、丸井グループの2010年3月期連結売上高は、小売り事業が前期比7・7%減の3434億円と不振だったが、クレジットカード事業は同3.0%増の512億円と好調に推移。ネット通販で買った商品を店舗で試着できるなど、小売とネットの相乗効果があるサービス展開も進めている。

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