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セブン&アイHD、電子書籍事業を本格展開へ

2010年08月04日 10時27分更新

記事提供:通販通信

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セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイHLDGS)は8月3日、電子書籍による新たなビジネスを展開すると発表した。

 セブン&アイHLDGS傘下のセブンネットショッピングは、iPhone/iPad 向け立ち読みアプリ「セブンde 立ち読み」の提供を7月16日から開始している。出版社から提供を受けたコンテンツを、トーハンが電子化し、セブンネットショッピングに提供。書籍や雑誌を立ち読み感覚で閲覧し、ネットで購入したり、掲載されている商品を購入することができ、現状約50アイテムの立ち読みデータを提供しているが、順次アイテム数を拡大していく。

 あわせて今後、顧客が「セブンde立ち読み」の書籍や雑誌における掲載商品をセブンネットショッピングで購入した際、出版社に成果報酬型の販売ロイヤリティを支払うスキームも2010年度内に導入する。

 これにより、顧客には電子化されたコンテンツを通じた新たなショッピングスタイルを、出版社に対してはコンテンツからの販売ロイヤリティという新たな収益モデルを提供。また、2011年度には電子書籍のダウンロード販売も開始し、対応端末もほかのスマートフォンやブックリーダーなどにも広げる予定だ。

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