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Google, イメージ検索を刷新、広告掲載も可能に

2010年07月21日 12時50分更新

記事提供:SEMリサーチ

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米Googleは2010年7月20日、イメージ(画像)検索をリニューアルしたことを公式ブログで発表した。

検索を通じてユーザが求める回答が必ずしもテキストで存在するわけではない。写真やイラストが最適解である場合もあり、それが2001年に同社がイメージ検索を立ち上げた理由の1つだ。公開当初からイメージのインデックスサイズは拡大を続け、2001年の2億5000万から2005年に10億、そして今日は100億以上のイメージをインデックスしているという。この間、類似した写真を探し出せる similar images や、同色の写真を探す similar colors など数多くの機能を追加してきた。

今回のリニューアルでは、検索結果のユーザインターフェースを刷新。ページネーション(ページ送り)で検索結果ページをめくるスタイルではなく、タイル上にサムネイルが敷き詰められ、画面を下にスクロールすると新しい画像が次々と表示されるように変更された。これはBingやgoo、NAVERなどが採用するUIと同様のものだ。

サムネイルのサイズを拡大したほか、サムネイルをマウスオーバーすると詳細情報が表示されるようになった。

イメージ検索のマネタイズとして、 イメージ検索専用の広告フォーマット・Image Search Adsを開始。テキスト広告にサムネイル画像を加えることが可能となる。CPC課金で、Display Ad Builder を使って広告が作成できる。Image Search Adsはイメージ検索のSERPのみに表示され、そのほかのGoogleネットワークには掲載されないが、検索ネットワークにオプトインしている場合、Product extensions ※ の広告が掲載される場合がある。


※ Product extensions :商品情報の表示オプション。Google Merchant Centerアカウントを所有する広告主が対象。検索クエリと関連性が高い商品がある場合、商品画像と商品名称、価格がアドワーズ広告(Product PlusBox)で表示される。

Ooh! Ahh! Google Images presents a nicer way to surf the visual web
http://googleblog.blogspot.com/2010/07/ooh-ahh-google-images-presents-nicer.html

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