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専門書出版の14社、「電子書籍を考える出版社の会」設立

2010年06月09日 10時07分更新

記事提供:通販通信

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毎日コミュニケーションズ、インプレスジャパンなど専門書・実用書出版社14社は6月8日、電子データにおける新たなコンテンツ、電子書籍・雑誌の開発と普及を目的とし、研究と情報交換を進める団体「電子書籍を考える出版社の会」を設立した。  参加企業は、インプレスジャパン、オーム社、技術評論社、秀和システム、翔泳社、ソーテック社、ソシム、ソフトバンク クリエイティブ、東京地図出版、日刊工業新聞社、ビー・エヌ・エヌ新社、ボーンデジタル、毎日コミュニケーションズ、ワークスコーポレーション。  設立の趣旨として、近年、電子出版をめぐる情勢が進展しているなか、プラットフォーム提供者や著作権者と出版社間では、いまだ取引モデルが確立していない状態と説明。専門書、実用書出版社の立場から問題点を明確にして、取引モデルを新たに検討する必要があるとした。    また、電子出版の促進に向けて専門書、実用書出版社がソフトランディングを行い、既存書籍出版と電子出版市場を合わせて拡大。電子出版における編集、販売上の問題点について意見交換を行い、指針を提案する。  今後は、月例定例会の開催や、ファイルを配信するプラットフォーム提供者や電子出版関係企業の担当者との情報交換、個別の課題に取り組む分科会の設置・運営などを実施する予定。  ■「電子書籍を考える出版社の会」(http://www.ebookpub.jp/)7月1日公開予定

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