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ドーナツ本の著者が語った、Web制作にjQueryを使う理由

2010年04月27日 23時30分更新

文●Web Professional編集部

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 Web制作者向けのセミナー「クライアントの声にこたえる jQuery UIデザイン」(主催=サイバーガーデンbiz)が4月26日、東京・中央区のアップルストア銀座で開かれた。

 本セミナーは、「Web制作の現場で使うjQueryデザイン入門」(西畑一馬著、愛称=「ドーナツ本」)の刊行を記念して企画されたもので、講師は本書の著者でWebクリエイターの西畑一馬氏(to-R代表)。人気のJavaScriptライブラリー「jQuery」を業務で活用するヒントを得ようと、Webデザイナーら100名以上が参加した。

セミナー光景

セミナーの様子。会場後部には立ち見が出る盛況ぶりだった


 セミナーは西畑氏による講義と、会場からの質疑応答の2部構成で進められた。第1部では、セレクターやイベントなどの基本構文をもとに、jQueryでHTML/CSSを操作する方法を説明。アコーディオンパネルを例にしたUI制作への応用方法、ロールオーバーやスライドパネル、Ajaxページングなどの実装のポイントをデモを交えながら解説した。

 西畑氏は「クライアント(顧客)の声に応える最大のポイントは、Webサイトごとのオプティマイズ(最適化)にある」と説く。サイト全体のデザインや操作性との整合性をとるには、“ありもの”のライブラリーを使うだけでは必ずしも十分ではない、というわけだ。

「jQueryを利用すればHTMLとCSS、それにプラスアルファの知識でさまざまなUIを簡単に作れます。その結果、Webサイトの見た目だけでなく、使いやすさまでデザインできるようになります」(西畑氏)


 5月22日には、今回のセミナーと連動した有償のハンズオントレーニングも予定されている。興味のある方は、サイバーガーデンbizのWebページをチェックしてはどうだろうか。


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