このページの本文へ

PHPのPharやnamespaceを利用できる!

最新PHPの機能に対応したZend Studio 7日本語版登場

2010年04月21日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 4月20日、ゼンド・ジャパンはPHP統合開発環境の最新版「Zend Studio 7 日本語版」を発表した。PHP5.3に対応するほかパフォーマンスが向上している。発売は4月26日で、価格は年間ライセンスで4万7040円(税込)など。

米ゼンド・テクノロジーズが開発し、ゼンド・ジャパンが日本語化しているZend Studio

 Zend Studioは、WebシステムやWebサービスの構築に必要なスクリプト作成機能に加え、テストやデバッグ、チューニングなどのための機能を搭載する、Eclipseベースの開発環境。新バージョンでは、PHP 5.3のnamespace機能に対応するほか、開発管理用のEclipseプラグイン「Mylyn」が利用できるようになった。

 ほかにも、PHP5.3より標準実装されたPhar(PHP Archive)に対応する。Pharは、PHPソースコードや各種ファイルを圧縮して1つのファイル(.pharファイル)を作成する機能。Zend Studio 7では、Pharのインポートとエクスポート、新規作成が行なえる。

 対応OSは、Windows 2000/XP/Vista/7とWindows Server 2003、Linuxで、x64版にも対応する。

 Zend Studioは年間ライセンスでの販売となっており、一般向けの年間ライセンスは4万7040円で、6月30日まではキャンペーンとして4万1790円で販売。また、文教・研究機関向けのアカデミックライセンス(2万1000円)、SOHO開発者支援のための特別パッケージも用意する。特別パッケージは年間ライセンス2セットで6万2790円となっており、ゼンド・ジャパンの直販サイトのみの販売となる。

 ゼンド・ジャパンは、米ゼンド・テクノロジーズ(Zend Technologies)が開発するPHP関連製品「Zendプロダクト」の日本総代理店。2006年4月にターボリナックスグループの一員となった。

カテゴリートップへ