1月6日、ゼンド・ジャパンはPHP実行環境を提供するPHPアプリケーションサーバー「Zend Server 日本語版」を発表。1月17日より販売開始する。
Zend Serverは、「Zend Core 日本語版」および「Zend Platform 日本語版」の機能を統合した後継製品。PHPのバージョンはnamespace機能に対応する最新の5.3となる。また、PHPコードの最適化および翻訳済みPHPコードのキャッシングにより、処理速度が30~350%高速化するという。
ラインナップとして、PHP基礎環境など最小限の機能に抑えた「Standard Edition」と、PHPスクリプトの実行状況を詳細にレポートする機能やPHPの実行状況を監視するなど、高度な機能を実装した「Enterprise Edition」の2つが用意される。
対応OSは、Red Hat Enterprise Linux 5.x、CentOS 5.x、Oracle Enterprise Linux 5.x、Fedora 11.x。Windows対応版は、2011年第一四半期中に発売予定。
Zend Serverは年間ライセンスでの販売となっており、Standard Editionの年間ライセンスは14万7000円(税込)、Enterprise Editionの年間ライセンスは57万7500円(税込)。