フロントラインは13日、Mac OS X用ファイル復旧ソフト「ファイルサルベージ7」を12月11日に発売すると発表した。価格はパッケージ版が1万1340円、ダウンロード版が7980円。
ファイルサルベージ7
ファイル復旧ソフト「ファイルサルベージ」シリーズのMac OS X 10.6対応バージョン。ファイルの復旧には、ディスクの記録エリア（セクター）を直接解析してファイルを再構成するという方法を採用しており、デバイスやOSに依存されずさまざまなメディア／形式のファイルを復旧できるという。
本バージョンではユーザーインターフェースが刷新され、ウィザードにより数クリックで復元作業が開始されるなど操作性が向上した。対応機器は、USBメモリーやSDカードなどのメディアはもちろん、破損したCDやDVD、動作不良を起こすハードウェアのほか、iPod、Windows PCやLinux用のディスク、Bootchamp上のWindowsボリュームなどにも対応。対応フォーマットは、書類、画像、音楽、動画データなど100種類以上に及ぶ。
復元対象のファイルタイプを独自に追加できる「カスタムファイルタイプ」機能を搭載。本ソフトがすでに対応しているファイル形式以外のファイルを復元／救出したい場合には、10個以上の同じ種類のサンプルのファイルをアプリケーションにドロップするだけで、ファイルタイプを自動的に解析して、新規に対応ファイルタイプに追加してくれる。このほか、メールの添付ファイルやExcelやWord書類などに埋め込まれた別の種類のデータを検索する機能も搭載している。
対応OSは、Mac OS X 10.4以上。なお、本ソフトを複製しない限り、Mac本体およびドライブの台数に制限無く作業を行なえる「ITライセンス版」と、「ファイルサルベージ 4」「同5」からのアップグレードに対応した「アップグレード 版 from FS5 & FS4 」も用意する。価格はITライセンス版が2万7300円、アップグレード版が4830円。
