田嶋校長のワンポイントアドバイス
トップページはネットショップの玄関
田嶋節和
株式会社サーフボード代表取締役/Webマスタースクール校長
トップページはネットショップの正面玄関です。デパートでは大概、正面玄関口に化粧品売り場を配置し、オシャレ感、季節感、人気(ひとけ)の演出をしています。また、ドラッグストアーの出入り口は、今話題のトレンド商品をうず高く陳列し、お客様の心を引き付ける演出効果を出しています。トップページはWebサイトを訪れたお客様が瞬時に「何を売っているお店か」「欲しい商品があるか」を判断する、重要な玄関の役目です。
ネットショップを立ち上げるときは、次のポイントをしっかりと押さえ、お客様にとって、魅力あるサイト構成を考えましょう。
トップページの10大チェック項目
- 何を販売しているネットショップなのか、一目でわかるか
- 他店と差別化できる商品やサービスを、キャッチコピーで強調しているか
- 売れる(強みがある)商品が目立っているか
- お客様の目的を達成するにはどのページにいけばいいかわかるか
- 商品や企業のイメージと、Webデザインに統一感があるか
- 支払方法や送料の情報をわかりやすく表示しているか
- “お客様の問題”を解決するための情報を提供しているか
- お客様に信頼感や安心感を与えているか
- 対面販売のように、店長の姿勢を伝えているか
- サイト名や店名が取り扱う商品/サービス名を含んでいるか
「ホームページ」は誰でも作れますが、「ネットショップ」はそれなりの経験が必要です。お店のプロモーションサイトを作るのではなく、ネット上の本店を作るわけですから、繁盛しているネットショップを構築したことがあるWeb制作会社を選ぶとよいでしょう。また、実店舗を経営されている方は、店舗設計の経験を活かして、Webサイトの構築を考えるとよいでしょう。