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楽天、一部の外部サイトへ会員IDを使った決済機能「楽天あんしん支払いサービス」を提供

2008年10月08日 10時30分更新

文●通販旬報社

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 楽天(三木谷浩史社長)は、楽天グループ以外の他社サービスに対して、送客・決済機能を提供する新サービス「楽天あんしん支払いサービス」の提供を開始した。

 同サービスは、楽天グループ以外の他社サービスが自社のECサイトへ「楽天お支払い」ボタンを挿入することで、楽天会員IDを使った決済の提供が可能となるもの。導入サイトは、決済処理を楽天に一任できるようになり、さらに、楽天スーパーポイントの付与・利用によって購買意欲が促進されるため、導入サイトの流通規模拡大が期待できる。

 楽天会員は、楽天に登録されている個人情報を使って他社サービスを利用できるため、サービスごとに会員登録をする手間を省くことができる。また、個人情報がサービス運営会社に渡らずに、安心して買い物をすることが可能となった。

 さらに、楽天スーパーポイントが付与されるだけでなく、楽天スーパーポイントを利用して買い物をすることができ、その第一弾として、USEN「OnGen」などでサービスの利用を開始する。

 今後楽天では、導入サイトの商流を活性化し、参加型の楽天“準”経済圏を構築することを目指す構え。

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