EC事業者向けに決済サービスを提供するイーコンテクストは、マイクロソフトと連携し、「Microsoft Windows Vista」に搭載されている「Windows Media Center」向けに、業界初となるWindows Vista独自テクノロジーであるMCMLに対応した決済プラットフォームを構築し、8月1日からサービス提供すると発表した。
イーコンテクストでは、さらなる市場拡大が見込まれる地上デジタル放送への移行による双方向におけるコンテンツ販売を背景に、「Windows Media Center」向け決済プラットフォームを構築することで、ユーザー課金体制を整えていく構え。
その第一弾として、セントラルスポーツが運営するフィットネスレッスン映像配信サービス「フィットネスチャンネル」に、ビデックスが同プラットフォームを利用した電子マネー「Edy」決済機能を追加した。これによって、ユーザーはコンテンツ購入のたびにブラウザを新たに立ち上げる必要なく、そのコンテンツ上で購入から決済までを完結することができるようになる。
なお、「Microsoft Windows Vista」の「MCML(Media Center Markup Language)」とは、Windows Vistaの独自テクノロジーで、表現力豊かなビジュアルやダイナミックなレイアウトのユーザーインターフェイスを実現できるXMLベースの記述言語。