ヤフー(井上雅博社長)は、インターネットショッピングサービス「Yahoo!ショッピング」のAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)を外部に公開する「Yahoo!ショッピングWebサービス」の提供を本格的に開始した。
Yahoo! JAPANでは、2005年12月から個人向けにYahoo! JAPANの技術仕様を無料で公開するサービス「Yahoo!デベロッパーネットワーク」を運営している。すでに「Yahoo!検索」や「Yahoo!地図」など14サービスのAPIを公開した。
今回、ここに「Yahoo!ショッピング」の各種APIを追加。ユーザーが独自で「Yahoo!ショッピング」の商品データーベースと各種機能を活用したアプリケーションやショッピングコンテンツを作成できるようになる。
「Yahoo!ショッピングWebサービス」を活用することによって、バリューコマース(ブライアン・ネルソン社長)が提供するアフィリエイトプログラムを利用することもできるため、アフィリエイト広告市場の活性化もあわせて図っていく。さらに、CGM(消費者発信型メディア)を活用したマーケティングによるインターネットショッピング市場のさらなる拡大も図っていく構え。
7月22日公開時点では、商品検索API、カテゴリランキングAPI、カテゴリID取得APIで、翌月以降は、コンテンツマッチAPI、検索キーワードランキングAPI、商品コード検索APIを追加していく予定。