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個人情報、全体の8割以上が個人情報を消して廃棄している、アイシェア調査

2008年05月26日 02時28分更新

文●通販旬報社

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 ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開するアイシェアは、同社が提供するサービス会員をパネラー(636名)とし、個人情報に関するリサーチ結果を発表した。調査期間は2008年5月12日~2008年5月14日。

 まず、「それひとつだけでも『個人情報』だと思うもの」を複数選択形式で聞いたところ、「携帯電話の番号」が93.4%、「自宅・実家の電話番号」が93.1%、「パスポート番号」が92.9%と9割を超えた。また、「顔写真」が89.2%、「住所」が89%、「携帯メールアドレス」が86.3%と続き、「氏名(フルネーム)」「年収」「家族構成」よりも多くの人に「個人情報」と認識されていた。

 一方で、「会社・学校付与のメールアドレス」は66.5%、「MIXI・モバゲーなどSNSのアカウントID(URL)」や「SKYPEやMSNアカウントなど(メッセンジャー)」は4割台と、半数以下だった。また、「性別」は35.2%、「ニックネームやハンドルネーム」は19%の人が、それだけでも個人情報だと思っていることがわかった。

 「郵送のダイレクトメールや郵便物を廃棄する際の処理法」を聞くと、「シュレッダー」が36.3%と最多。次いで「破る」が28.0%、「なにもしないでそのままゴミ箱へ」とした人は男性では2割、女性は1割ほどで、全体では16.2%となった。つまり、全体の8割以上が個人情報を消して廃棄すると回答し、「自分の個人情報は自分で守る」という意識が浸透していることが伺える結果となった。

 

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