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NTTドコモ、「iD」加盟店向けに独自のポイントプログラム、会員認証などを可能に

2008年02月20日 02時29分更新

文●通販旬報社

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 NTTドコモは、後払い電子マネー「iD(アイディ)」の加盟店向けに、「iD」の仕組みを活用して、加盟店独自のポイントプログラムや会員証などのサービスを手軽に提供できる新サービスを開始する。

 新サービスは、(1)おサイフケータイなどに搭載されたICチップ内の「iD」エリアに、加盟店独自の会員情報を書き込んだカード情報を利用したり、(2)新たに「iD」と同様のエリアを追加することで、加盟店独自のポイントプログラム、(3)本人認証(会員認証、入退室管理)を手軽に導入する――ことが可能。

 これまで加盟店が独自のポイントサービスや本人認証、CRMなどを展開する場合、POS端末への機能搭載や専用端末などを独自に設計し導入する必要があったが、このサービスを利用することで、「iD」の機能やリーダ/ライタを活用できるなど、加盟店は多大なコストや稼動をかけずに、新たな会員の獲得、購入機会の増大、リピーター効果などが期待できる。

 加盟店の会員は、決済とは別に会員証を提示していた手間が省け、おサイフケータイなどをリーダ/ライタにかざすだけで加盟店が提供する会員サービスを受けることができるようになる。

 ドコモは今後、後払い電子マネー「iD」の機能追加を進めることで、「iD」の利用者および加盟店における利用価値を高め、さらなる普及を目指していく方針。

 

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