「iHome」シリーズといえば、米SDIが開発するiPhone/iPod用スピーカーだ。大半がアラームクロック付きという、ベッドサイドにおくのに便利な仕様になっている。
国内では過去に丸紅インフォテックが「iH5」や「iH8」といった製品を販売していた(関連記事)が、このたび代理店がシネックスに変わった。
そのiHomeの新製品発表会に招かれて行ってみると……何と未発表製品の大量展示も! 中には「ボンジョビ」という名の付く音響補正技術を搭載した「iP1」や、デュアルにiPhone/iPodを差して再生/充電が可能な「iP88」など、スゴそうなモデルも並んでいた。
製品は全部で6モデル。いずれも年内発売予定で、日本でも取り扱うという。早速、そのフォトレポートをお届けしよう。
iHome iP1
「iHome iP1」は、音響補正技術の「BONGIOVI DPS ACOUSTICS」を採用しているのが特徴。ボンジョビと聞くと、アーティストのジョン・ボン・ジョビ(John Bon Jovi)を思い出す人がいるかもしれない。BONGIOVI DPS ACOUSTICSは、そのボンジョビの従兄弟で、音楽エンジニア/プロデューサーのトニー・ボンジョビ氏が社長を務める「ボンジョビ・アコースティックス」が開発した技術だ(関連リンク)。
発表会では詳しい技術的なことは語られなかったが、実際にこのBONGIOVI DPS ACOUSTICSをオンにして聴いてみると、確かに音の迫力が増すのを実感できた。