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ハーマン、液晶ディスプレーとコントローラー付きのiPod用カーオーディオアダプターを発表

2006年03月22日 21時01分更新

文● 編集部

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drive + play 使用例
『drive + play』使用例

ハーマンインターナショナル(株)は22日、“harman/kardon”(ハーマンカードン)ブランドの新製品として、iPod専用のカーオーディオアダプター『drive + play』(ドライブアンドプレイ)を4月に発売すると発表した。価格はオープンで、編集部による予想実売価格は3万3000円前後。

製品には液晶ディスプレー、コントローラー、ブレインBox(入出力端子をまとめた機器)の3つのユニットが含まれる。第3世代以降のiPodをDockコネクター経由でブレインBoxに接続しておけば、iPodの曲選択画面を液晶ディスプレーに表示して、コントローラーでiPodを操作できるようになる。

液晶ディスプレーは、解像度が128×64ドットのモノクロタイプ。表示できるのは、曲の選択画面のみで、アルバムジャケットや画像、ムービーなどは映し出せない。コントローラーは、5個のボタンと回転リングを採用し、iPodのクリックホイールに似た操作感を実現する。

ブレインBoxは、オーディオ入力端子としてDockコネクターとステレオミニを、オーディオ出力端子としてRCAラインを搭載。無線/有線のFMトランスミッターも内蔵しており、iPodの音楽を電波で飛ばして、カーオーディオのFMラジオで楽しめる。電波の受信状況が悪い環境では、FMのアンテナ端子をカーオーディオとつないで有線で音声を配信することもできる。

液晶ディスプレー/コントローラーの電源は、ブレインBoxにつないだシガーソケットライターから供給する。インラインヒューズホルダー付きなので、車の電源システムに直接接続することも可能だ。

ブレインBoxのサイズは、幅152×奥行き66.4×高さ32.4mm。設置に必要なスペースは、液晶ディスプレーが直径46.2mm、コントローラーが直径45.9mmとなっている。



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