“東京ゲームショウ'99秋”のエニックスのブースで、ついにプレイステーション用ソフト『ドラゴンクエストVII-エデンの戦士たち』が登場、実機によるプレイが可能となった。“体験版”としてストーリー開始直後の町と城の中だけのプレイとなったが、事前のアナウンス通り、自在に動く視点変更を楽しむことができる。一方で“ドラクエ”テイストも濃厚に漂い、ファンにとっては最高に期待が高まるデモとなった。
エニックスブースは巨大なスライムがお出迎え |
同社のブースでは、ドラクエVIIを最大限にフィーチャー。ドラクエのデモスペースはブース2階に設けられ、階段を上ると合計47台の液晶ディスプレーがドラクエ専用にずらりと並ぶ。
ずらりとディスプレーが並ぶドラクエ専用スペース |
実際のプレーでは、体験版とあって町からは出られず、戦闘などは見ることができなかった。しかしコントローラーの“L1”“R1”ボタンを押すと、町の中はもちろん、建物の部屋の中でも、主人公を中心に周囲がスムーズに回転。斜め上方からの視点のみだった前作から比べると、進化をはっきりと感じられる。
確かにドラゴンクエストVII |
L1かR1ボタンで自在に視点変更が可能。主人公を中心に |
ぐるぐる周囲が回転し、仮想世界を3次元的によりリアルに
感じられるようになっている
視点が変更できるため、立体的な建物の構成が可能と |
なった。視点変更を使った“死角のトリック”なども用意
されているのだろう…
早速ちいさなメダルをゲット! たんすが開く際の動きなど、 |
細部も作り込まれている
体験版ということで、町の外には出られない。期待の |
戦闘シーンは見られなかった
同社の担当者によれば、発売日は未定のまま。「早く発売したいのですが…」とのことで、ユーザーとしてはますます待ち切れなくなる(?)デモプレーとなった。
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