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対戦だけじゃない! 「FIFA09」の真価はゲーム部分にある

2008年11月20日 21時00分更新

文● 飯塚/Webアキバ編集部

チームとしての戦術が多彩に!
でもちょっと複雑すぎる……

 本作では、試合前にはチームの戦術をかな~り細かく決められるようになった。あらかじめ設定された戦術を指定できるほか、ほかの戦術をベースにビルドアップのタイミングを変更したり、自分なりのカスタマイズができるようになっている。ただ、設定できる項目が11項目と多いので、ヘタにいじるとドツボにハマる可能性も……。ゲームに慣れるまではデフォルト設定で十分だろう。

 また、ゲーム中に十字キーを2回押すことで、チームを様々な戦術で動かすコトが可能になった。十字キーの下を押して、さらに十字キーを4方向どれかに押すことで事前に設定しておいた戦術に変更できる。リアルタイムで試合内容に適した戦術に変更できるので、さらにスピーディーかつ効率的に試合が進められる。そのためにもまずは自分がついていけるようにならないといけないが……。十字キーの上を押すと「サイド攻撃」を促したり、「センターバックの攻撃参加」をさせたりといったことが可能だ。十字キーの左右ではチームを攻撃寄りポジション、防御寄りポジションに移動させられる。

やや分かりにくいかもしれないが、戦術は画面左下に表示される。試合展開に合わせて変えていくとより深く楽しめる

オフサイド

自在にオフサイドトラップも仕掛けられるようになると非常に楽しいが、CPUまかせにするのが安全か

全体的にゲームスピードが速くなって
より緊張感のある試合がプレイできるようになった

 ややもっさり感のあった前作「FIFA08」と比べて、本作は全体的なスピードがアップしているのも特徴。よりゲームっぽくなったことで賛否両論もあるかもしれないが、個人的にはこちらのほうがプレイしていて面白いと感じた。ただし、CPUのディフェンス機能が向上しているので、ただ単に前線にボールを放り込むパワープレイだけに徹しているだけでは勝ちにくくなっている。

従来のサッカーゲームに準じた「TV視点」のほかに、臨場感のある「PRO視点」などを用意。それぞれにメリット・デメリットがあるので、色々と切り替えて使ってみるのも手だ

 といったところで、FIFA09集中連載第2回目はここまで。難しそうに見える「FIFA09」だが、デフォルト難易度の「アマチュア」では、各リーグの上位にいるような強いチームを使えば、たとえCPUが同じような強いチームでも結構楽に勝てるバランスとなっている。これまでサッカーゲームをプレイしたことがない初心者でも、「Aボタン」(PS3では×ボタン)でのショートパス、「Xボタン」(PS3では□ボタン)でのちょん押しシュートさえ覚えれば、強力なアシスト機能も手伝って、すんなりと試合に入っていけるはずだ。

 CPU相手に試合感を養って、来るべきオンライン対戦に対して腕を磨いていこう。

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