左アナログスティックで自機を動かし、右アナログスティックで敵を撃つ。シンプルなゲーム性ながら、脳ミソにズンズン来るエフェクトとミュージックで中毒性が高いと好評だったXbox LIVEアーケード向けシューティングゲーム「Geometry Wars: Retro Evolved」。そのGeometry Warsの続編「Geometry Wars: Retro Evolved 2」が7月のE3で発表され、同月30日に早くも配信が開始された。価格は800マイクロソフトポイント(1200円相当)。
Geometry Warsはもともと、初代Xboxで発売された「プロジェクトゴッサムレーシング2」のゲーム内にオマケとして収録されていたゲームで、同ゲーム内のガレージの隅に設置されていたアーケード筐体から遊ぶことができた。その後、Xbox 360のローンチ時にGeometry WarsをHD画質にリファインした「Geometry Wars: Retro Evolved」がXbox LIVEアーケードタイトルとして配信され、2007年10月に発売された「PGR4」には新作として「Geometry Wars: Waves」が収録されている。
今回新たにリリースされたGeometry Warsは4作目でどう進化しているのか? さらに中毒性を高めた新生Geometry Warsを紹介していこう。
中毒性の高いゲーム性をそのままに
ゲームモードを大幅増加!
前作は、HD画質になりエリアを広くした「Evolved」モードと、初代そのままのプレイ感で楽しめる「Retro」モードの2つを備えていたが、どちらもエンドレスで敵を倒していくというシステムは変わらなかった。本作では、弾を撃たずに敵を倒すモード「PACIFISM」や、決められた円の中以外では弾が撃てないモード「KING」など、多彩な6種類のゲームモードを用意。もちろん前作同様の「EVOLVED」やPGR4で収録された「WAVES」も遊べる。
また、ランキング機能としても世界ランキングは当然のことながら、各モードごとのフレンドランキングも完備!(前作もバッチリありましたが) 大半の人にとって世界トップランカーのスコアは雲の上の存在だが、フレンドのスコアを意識することでやる気がみなぎってくるぞ。
なお、ゲーム開始当初はDEADLINEしかプレイできないが、各モードに設定された課題をクリアすることで次のモードが開放される。この課題はモードによって異なるが、1回のプレイでクリアしなくても大丈夫。特に意識せずに5~6回プレイすれば簡単にクリアできる程度のものである。
ゲームモードのほかに得点システムも本作では改良が加えられている。前作では死なずに敵を倒しつづけることにより得点の倍率が最大10倍まで上がり、武器がパワーアップしていたが、撃墜されてしまうと倍率は等倍からとなっていた。
本作では、「Geometry Wars: Waves」での得点システムを採用。敵を倒した時に出る緑のチップを取ることで倍率がアップし、撃墜されても倍率がそのままなため、点数が稼ぎやすくなっている。ただし、武器のパワーアップはなくなった。
次ページでは、本作で新たに追加されたゲームモードを紹介していこう。
(C) 2008 Activision Publishing, Inc. Geometry Wars: Retro Evolved 2 is a trademark and Activision is a registered trademark of Activision Publishing, Inc. All rights reserved. The ratings icon is a registered trademark of the Entertainment Software Association. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.
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