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嵐でも雪の中でも世界の都市を爆走!!

【レビュー】マイクロソフト「PGR4 -プロジェクト・ゴッサム・レーシング4-」

2007年11月01日 13時00分更新

文● 編集部 飯塚岳史/週刊アスキー編集部 伊藤有

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 「プロジェクト・ゴッサム・レーシング」(PGR)シリーズは、初代はマイクロソフト(株)のゲーム機「Xbox」のローンチタイトルに発売され、それ以降Xbox、Xbox 360の熟成とともに続編が登場してきた同社が誇るレーシングゲームだ。

PGR4

「PGR 4 -プロジェクト・ゴッサム・レーシング 4 -」

 PGRシリーズはもともと、スーパーカーで美麗に再現された世界各国の都市を所狭しと走り回るのがコンセプトのレースゲームだ。Xbox 360では2作目となる最新作「PGR4」では、これまでの四輪車(クルマ)に加えて、スーパーバイクの追加天候の変化などのフィーチャーが追加されている。

バイク

車のほかにも大排気量のスーパーバイクも登場!

スーパーカー

雪のロシアでスーパーカーが爆走する!

 前作「PGR3」では、Xbox 360の性能を見せ付けた各国の美麗な都市や、美しいスーパーカーのモデリングはどう進化してきたのか、今回はその辺りも交えながらレビューをお伝えする。

PGR3収録の5都市に加えて、新たに4都市が追加!


コース

全9都市と1つのテストコースで走れる

 まず一番のポイントは、前作では5つの都市に減ってしまったレースコースが、新たに中国の「マカオ」と「上海」、カナダの「ケベック」、ロシアの「サンクト ペテルブルグ」が追加され、9つの都市と1つのテストコースまで増えたことだ。前々作の「PGR2」での13の都市と1つのテストコースに比べると、まだまだ物足りなさはあるが、それでもバリエーションが増えたことは好ましい。

追加されたケベック(左)と上海(右)

 また、前作ではXbox LIVEで行なわれているプレイ中のレースを観戦できる「GOTHAM TV」がなくなり、リプレイのダウンロードという形で提供されるようになった。ダウンロードしたリプレイは投票により、レーティングを決められるようになっている。

GOTHAM TVに代わって搭載されたオンラインサービス「PGR On Demand」。フレンドがアップロードしたリプレイも閲覧できる

 さらにシングルプレイモードでは、従来までの決められたコースをクルマおよびバイクで走り、目標を達成すればメダルをゲットできる「アーケードモード」のほかに、イベントを勝ち抜いて世界一のレーサーを目指す「GOTHAM キャリア」モードを新たに用意。失敗するとそこでイベントが終わってしまう「Majorイベント」や、勝てば使用した車がもらえる「招待イベント」など、ここでしかアンロック(解除)できないクルマも用意されている。

アーケード

決められたコースとルールをクリアしていく「アーケードモード」

GOTHAM キャリア

連戦してポイントを稼ぎ、トップドライバーを目指す「GOTHAM キャリア」

ウェブサイトで自分のデータが参照できる


PGR Nations

PGR Nationsでは、国ごとのプレイデータも参照できる。強いのはやはりアメリカとイギリス!

 PGR4でも前作や「Forza 2」(関連記事)、「Halo 3」(関連記事)と同様にウェブサイトとの連動が行なわれている。開発元の英Bizarre Creations社のPGR4専用サイト(http://pgrnations.com/)では、自分の走行データやランキングなどをウェブブラウザーで確認できる。ランキングでは全体のうち、自分がどのランクにいるのかが分かるほか、フレンドとの比較も可能だ。

プレイデータ

自分のプレイデータを参照できる

リーダーボード

リーダーボードを見ることで、自分のタイムが世界でどの辺りにいるのかを確認できる

 また、ゲーム内で撮影したスクリーンショットは、このサイトにアップされ、パソコンで保存することができる。

撮影画像

スクリーンショット撮影機能を利用して、アップロードした画像

 それでは次ページにて、肝心のゲーム内容についてお伝えしていこう。

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