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まだ間に合う! レジャーの王様・勝負デジカメを選ぶ

真夏の“濡れデジ”Optio W60は「買い」か

2008年08月05日 12時00分更新

文● 行正和義

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防水デジカメ、ペンタックス「Optio W60」。ざぶざぶ濡らしても大丈夫。どんなレジャーシーンでも気軽に撮れる

ラフに遊べるコンパクトモデル

 防水・防塵仕様のデジタルカメラは海や川のレジャーといった用途だけでなく、普段から気がねなくラフに扱えるのが魅力だ。

 ペンタックス「Optio W60」は、撮影時にもレンズの出ない屈曲光学系レンズを採用する、薄型スリムボディーの1000万画素デジタルカメラだ。防水機構を採用しており、水深4mでの撮影が可能だ。

Optio W60。実売価格は4万円前後で、カラーバリエーションは3種類。防水面ではJIS保護等級8級を取得しており、水深4mまでの利用が可能。もちろんバッテリーやメモリーカードを入れたまま水に濡らしてもオーケーだ

 薄型ボディと屈曲光学系という点は従来モデル「Optio W30」と同様。だが、W30がかなり横長なデザインだったのと比べて、W60は横幅を抑えて高さを増しており、普通のコンパクト機のような縦横比となった。

 W30が横長になっていたのは、屈曲光学系を内蔵しつつ、レンズを中央に位置させるため。W60では若干レンズ開口部をボディー左側に寄せて横幅を短くしていることによる。

右側面には大きめのストラップ取り付け具が用意されているのみだ。インターフェースは本体底面にあるバッテリ/メモリーカードスロットのフタを開けると現れる

 多くのコンパクト機ではレンズを左に寄せて配置している。しかし、水中写真などを両手でしっかり持ちたい撮影ではボディー中央にレンズがあるW30のような構造のほうが望ましい。とはいえレンズの左側にもややスペースが設けられているため、両手でのホールド自体に問題はないだろう。

 W30ではレンズ直下の底面部分に三脚穴が設けられていたが、W60ではボディー底面の右端に位置しているのは安定性の面でやや残念なところだ。

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