このページの本文へ

水深4m対応の防水デジカメ「Optio W60」発表

2008年06月04日 13時04分更新

文● 小林 久/トレンド編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 水深4mで連続2時間の水中撮影が可能な「PENTAX Optio W60」が、4日にペンタックスから発表された。

オーシャンブルー

「Optio W60」のオーシャンブルー

コーラルピンク

コーラルピンク

 昨年2月発表の「Optio W30」関連記事)の後継機種で、レンズを広角28mmからの光学4倍レンズに変更。防水防塵性能の改善(従来は水深3mまで)も図っている。水中では陸上に比べ、画角が狭く写るため、広角性能の改善は嬉しい改良ポイントと言える。

 また、顔認識機能も強化。最大32人(カメラ上で確認できるのは15人)の顔を最短約0.03秒で認識できるほか、笑顔認識の「スマイルシャッター」や撮影した瞬間の「目つぶり」を検出する「まばたき検出」といった機能も搭載している。また、画像再生時に、顔のアイコンをプッシュすると、瞬時に被写体の顔の部分だけを拡大できるなど、顔認識を生かした操作性の改善も行なった。

シルバー

シルバー

背面から見たところ

背面から見たところ

 デザインに関しては、従来は曲線を主体にしたデザインだったが、今回から男性的なシャープな印象としている。レンズ部分を黒く囲み、強調したほか、デザインも全体的に角ばったものとしている。本体も幅98×奥行き24.5×高さ55.5mmと従来より幅が短くなった(奥行きと高さは1mm程度増えた)。重量も125g(本体のみ)/145g(装備重量)と約15g軽量化している。

 Motion JPEGで、1280×720ドット(毎秒15コマ)の高解像度動画撮影機能が利用できるようになった点も特徴。光学式手ぶれ補正は持たないが、ISO 6400相当の高感度撮影にも対応する。

 価格はオープンプライスで、店頭での実売価格4万円弱になる見込み。発売は6月下旬を予定している。

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン