男声のニーズにあわせて作成
── それにしてもGacktっていうのに驚きました。よく受けてくれましたね。
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| Gackt。写真は、2003年に行なわれた3D着信ボイスの発表会で撮影されたもの |
村上 Gacktさんは、ドワンゴの着ボイスや抱き枕などもやっています。着ボイスは「メールだよ、○○ちゃん」と語りかけてくれるものでしたが、当社はその部分の合成エンジンも手がけていたんですよ。アニメ声優では、初音ミクとの差別化ができないので、その意味でもGacktさんがベストだろうと。
── 初音ミクが爆発的なヒットになった理由として、あのキャラクターに女性の声という部分は大きかったのではないでしょうか。それ以前に「KAITO」という男性の声のVOCALOIDがありましたが、あまり注目を集めませんでした。
村上 (男性ユーザーが多いので)女性の声の方がウケるという面はあるでしょうね。しかし、中途半端に女性の声にするぐらいなら、男性にしたほうがいいなと考えました。
また、作品作りにハマってくると、女性だけでなく男性の声も欲しくなるはずです。ほかに選択肢がないので、逆にKAITOが売れている話も聞きます。ニーズはあると思っています。
Gacktもノリノリだった
── 収録時のエピソードがあれば。
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| 4月1日付のニコニコニュース。この記事が掲載されたときには、「エイプリールフールネタだろう」とほとんどの人が思っていたはずだ…… |
村上 Gacktさんも初音ミクやVOCALOIDのことをよく知っていて、かなり興味をもたれてました。 二回録音したのですが、「気に入らないのでやり直す」と自ら言い出すなど、乗り気で頑張ってくれましたね。
VOCALOID用の音声データは、50音すべての音を組み合わせた呪文のような曲を、音程を変えながら歌ってもらいながら収録するんです。収録は結構大変なんですが、4時間ぶっ続けで音録りしても声質が変わらないのは「さすが歌手だな」と思いました。休憩もほとんど取らずにスムーズに進んで、こちらのセッティングの都合で逆に時間をいただいたぐらいでした。NGテイクもありませんでした。
── がくっぽいどって誰が付けたんですか?
村上 Gacktさん自身ですね。収録のときに、ポツリと「がくっぽいど」でどうかという提案があって、それがそのままソフト名になりました。
── パッケージはイラストなんですね。名前とかあるんですか?
村上 名前は特にないです。あえて言うならGacktのキャラクターでしょうか。
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| インターネットのサイトにあるがくっぽいどの紹介ページ。パッケージの画像はまだアップロードされていないが、筆者はちらっとだけ、パッケージのイラスト案を見せてもらいました |

















