ロングズームとマルチアングルで撮影の幅が広がる
【撮影サンプル1】広角側で撮影。31mm相当という比較的広い画角のレンズを持つため、風景や建物などを撮影するときは使いやすい。プログラムオート、1/250秒、F5、ISO 80、露出補正+0.3。元画像は3456×2592ドットで、掲載用に800×600ドットにそれぞれリサイズ、トリミングしているほか補正はかけていない
従来機と比べると、やはり液晶ディスプレーのチルト機構の追加が非常に便利で、3インチという大型パネルということもあってかなり見やすく使いやすい。撮影機能では連写/測光ボタンなどマニュアル入力が追加された点は大きいが、ブラケット撮影を露出/WB/カラーモードのいずれを選ぶかなど、多くの設定はメニューを呼び出しての操作となるのはやや物足りないところ。
カーソル周囲のリングによる操作はそれなりに考えられている。画面下段に表示されたISO感度、絞りやシャッター速度、露出補正、フォーカスモードをダイヤルで選択、OKボタンを押して個々の値を選択するのは、少ないボタンとダイヤルだけで操作する方式としては悪くない。ただし、MF時に焦点距離のバーが表示され、距離を入力するのがカーソルとなるのはやや違和感がある。せっかくのダイヤル操作なのだからダイヤルで入力したほうがよいと感じた。
撮影画像に関しては、低感度でもややざらつきの目立つ場合があるほか、明部の周辺に着色が見られるなど気になるところもある。広角域を重視した高倍率ズームという光学設計的に難しいレンズゆえにやむを得ない面もあるだろう。
【撮影サンプル4】カラーモード比較。ビビッドカラーモードではかなり彩度が強調され、看板などの人工的ものでは鮮やかすぎるきらいがある。青空などは深みがでて気持ちいい。絞り優先オート、1/160秒、F8、ISO 80
【撮影サンプル5】カラーモード比較。リアルカラーモードは確かに地味な印象を受けるものの、元の被写体に近い色あいとなり、わざとらしい彩度強調を嫌う人にはいいだろう。絞り優先オート、1/20秒、F8、ISO 80
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