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高分子/リガンド分子の複合体構造から3Dファーマコフォアを作成

アフィニティサイエンス、構造ベースのファーマコフォアモデリングソフト「LigandScout 2.0」を発売

2008年03月28日 00時13分更新

文● MacPeople編集部

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(株)アフィニティサイエンスは25日、薬物設計用ソフトウェア「LigandScout 2.0」を発売した。1年単位のライセンス販売で、価格はオープンプライス。通常版のほか、学生/教員用のアカデミック版をラインナップする。なお、アカデミック版の実売価格は1ライセンス30万円前後。同社のウェブサイトで見積もりを受け付けている。

構造ベースのファーマコフォア

マウスを数クリックするだけで、構造ベースのファーマコフォアを作成可能。 PDBコードの入力またはPDBファイルから、タンパク質/リガンド分子の複合体を取り込むことができる。その際、リガンドは自動的に識別され、解釈される

本ソフトは、高分子(タンパク質)/リガンド分子の複合体構造から3Dファーマコフォアモデリングを作成できるのが特徴。一般的なファーマコフォア形式を各種サポートしており、スクリーニング用プラットフォームとの相互運用が可能だ。

対応システムは、Mac OS X 10.5/10.4、Windows Vista/XP、Linux(SUSE/Red Hat/Gentoo/Ubuntuディストリビューション版に対応)で、いずれもJava Runtime Environment 1.5が必要だ。


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