マックの音なら何でも録音! ロスレス/ライブ編集を実現
【SPEC】 開発元●米アンブロジアソフトウェア社 販売元●アイギーク(株) 価格●1万3400円(パッケージ版)、8820円(ダウンロード版) http://www.igeekinc.com/ 対応システム●OS X 10.4以上(Leopard対応) 対応機種●PowerPC G4以上、またはインテルCPUを搭載したMac |
【COMMENT】
基本機能の成熟度が高く、新機能を活用すればポットキャスト作成も可能。手順に迷わずガンガン作業できるのは好印象だ。
「WireTap Studio ver.1.0」は、同社のオーディオキャプチャーソフト「WireTap Pro」をベースに新しく産まれ変わった製品だ。基本機能はMacが再生/入力したあらゆる音声を録音すること。例えばボイスメモとして使いたいときは、録音対象を内蔵マイクに設定し、録音ボタンを押して話し始めるだけと実に手軽だ。
録音対象をSkypeやiChatにすれば、通話メモにも使える。スケジュール録音機能も用意されており、インターネットラジオの録音にも便利。録音したデータはライブラリウィンドウで管理され、FinderやiTunesなどへの書き出しが可能だ。
注目は、書き出し時の圧縮による音質劣化やエフェクターの効果をリアルタイム確認できる「LivePreview」と、録音後に加えた編集を何度でも復元できる「ロスレス編集」だ。
これらの編集や音質に関する機能強化は、例えばポットキャスト作成なども可能にする意欲的なバージョンアップといえるだろう。
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