(株)ウィルコムは9日、タイでPHS事業を運営するAsia Wireless Communication社と、次世代PHSのタイでの導入に向けた共同検討を実施する契約を結んだと発表した。
契約締結の調印式は9日(日本時間)にタイ・バンコクで行なわれた。共同検討においては、ウィルコムが技術的な協力を提供し、Asia Wireless Communication社が事業化の可能性を含めた検討を実施するという。
次世代PHSは現行PHSの技術をベースとし、OFDM技術やMIMO技術を使って最大20Mbps以上の高速伝送を実現する通信システム(関連記事1)。国内では同社は9月に総務省に免許申請を行なっている(関連記事2)。