【問】起動中のソフトにDockからどんな操作ができる?
- a. アプリケーションの一部の機能の実行
- b. アプリケーションを隠す
- c. アプリケーションの強制終了
【答】
起動しているアプリケーションは、Dockに「▲」マーク付きのアイコンが表示される。このアイコンを「control」キー+クリックしてコンテクストメニューを表示すると、デスクトップ上でアクティブになっていなくてもいくつかの操作が可能だ。共通の操作項目としては、アプリケーションウィンドウを見えなくする「隠す」、アプリケーションをそのままDockに登録する「Dockに登録」などがある。
●起動時のアイコンから表示されるメニュー | ||
---|---|---|
メニュー項目 | 内容 | |
Dockから削除/Dockに保存 | 登録済みのアイコンをDockから削除する。Dock未登録で起動中のアプリケーションでは、Dockにアイコンを登録する | |
ログイン時に開く | アプリケーションやフォルダーをシステム環境設定の「アカウント」にある「ログイン項目」に登録して、Macの起動と同時に開くようにする | |
Finderに表示 | アプリケーションやフォルダーの本体ファイルを、Finderのウィンドウに表示する。 | |
隠す | 起動済みのアプリケーションの画面を、デスクトップから非表示にする。Dockのアイコンをクリックすると再表示される | |
終了/強制終了 | 起動済みのアプリケーションを終了する。起動中にDock内でアイコンがバウンドしている状態では、アプリケーションの起動を中断する | |
コンテクストメニューから操作できるメニューの、すべてのソフトに共通している項目。起動していない場合は「隠す」と「終了/強制終了」の代わりに「開く」が表示される |
また、アプリケーションによってはDockのアイコンから表示できるメニューに固有の操作が用意されている。例えば、iTunesでは再生中の曲の情報が表示されるほか、「再生」「一時停止」「次へ」「前へ」などの基本操作も可能だ。
また、テキストエディターの「Jedit X」では文書の新規作成や文書を開くなどの操作もできる。
さらに、違うソフトを起動してしまった場合、Dock内でアイコンがバウンドしている間に、「control」キー+クリックすると、「強制終了」メニューが表示され、ソフトの起動を中断できる。
つまり、正解はa、b、cのすべてだ。
(MacPeople 2007年8月号より転載)
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