Xbox 360 エリート
メーカー:マイクロソフト
発売日:2007年10月11日
実売価格:4万7800円
今月11日に国内でも販売となった据え置き型ゲーム機「Xbox 360」の上位モデル「Xbox 360 エリート」。従来のXbox 360(「Xbox 360 Halo 3 スペシャルエディション」を除く)とは異なり、出力端子にHDMI端子を新たに搭載し、HDDを20GBから120GBへとパワーアップさせている。ここでは通常版と比較したエリートの利点を紹介していく。
HDDが増えただけじゃない!
意外と充実している付属品
まずはエリートに付属する内容物を紹介していこう。箱を開けると120GBのHDDが接続された「エリート本体」が見える。通常版の白ボディーとは異なり、エリートは黒いのだ。
本体をどけると下には本体と同色に塗装された黒い「ワイヤレスコントローラー」、初登場時にあまりにも大型でユーザーのド肝を抜いた、おなじみの「ACアダプター」、インターネット接続用のLANケーブル、D5出力までのD端子出力とコンポジット出力に対応した「D端子 HD AVケーブル」がある。
ここまでは通常版と同じだが、エリートではそのほかにも「HDMIケーブル」、HDMI利用時に外部アンプなどに音声を出力する際に必要となる「オーディオ アダプター ケーブル」(アダプター-アンプ間のケーブルは付属しない)、有線の「Xbox 360 ヘッドセット」が付属する。なお、通常版に付属していたDVD鑑賞時に便利な「メディア リモコン」は付属しない。
特にうれしいのは「HDMIケーブル」が付属することだ。ケーブル長が約2mと長めなこともあって、後から買おうと思ったら3000円ほど予算にプラスする必要があるからだ。また、D端子・コンポジット両対応のD端子ケーブルも付属するので、HDMI端子が搭載されていないハイビジョンTVでも十分活用できる。
ちなみに、HDDなしの「Xbox 360 コアシステム」で(実際には標準搭載されていないが、HDMI端子が搭載されているものとして)、エリートとほぼ同じ構成を実現するには、合計で6万円以上もの費用がかかってしまう。こうして見るとエリート(4万7800円)が、実にお買い得なパッケージであることがわかる。
- Xbox 360 コアシステム:2万9800円
- Xbox 360 ハードディスク(120GB):1万8900円
- ワイヤレスコントローラー:4500円
- Xbox 360 HDMI AVケーブル:5250円
- Xbox 360 ヘッドセット:2625円
- 合計:6万1095円
また、表記上は120GBのHDDだが、1GB=1024MBで実容量を計算すると約110GBとなり、初代Xboxとの互換分などを含めたシステム領域が約7GBほどあるので、実際の容量は約103GBとなる。