週末見るコンテンツはコレ★ ― 第9回
【週末見るコンテンツはコレ★】
これを見ずしてアメコミ・マニアは語れない!! 「300<スリーハンドレッド>」など必見の3作品
2007年09月28日 23時53分更新
二人の女の子のダメ生活を見て、我が青春時代を思い出す
「ゴーストワールド」
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| ゴーストワールドのジャケット。(c)2001 United Artists Films, Inc. All Rights Reserved. |
DVD
価格 2500円
発売日 2007年3月2日(発売中)
発売元 アスミック
前ページで紹介した「クラム」を監督したテリー・ツワイゴフの名を一躍有名にしたのが、この「ゴーストワールド」だ。
主人公はロバート・クラムと同様に現実世界と折り合いをつけられない2人の少女。
高校を卒業したものの、何をしていいのかわからない。進路も決めず、とりあえず毎日を楽しく過ごすことだけを目標に暮らしている。
何もできないくせに「何でもできる」と思い込んでいる、思春期特有の万能感に支配された2人の言動は、自意識過剰で、生意気で、ちょっとムカついてしまうけど、なんだかいとおしい。少女がすこしずつ大人になっていく姿を瑞々しく描いた、青春ムービーの隠れた傑作だ。
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| 主人公の少女2人。(c)2001 United Artists Films, Inc. All Rights Reserved. |
原作はオルタナティブ・コミックの旗手、ダニエル・クロウズによる同名のコミック。劇中にはスティーブ・ブシェミふんする、ブルースレコード・コレクターも登場し、ロバート・クラム(クラムはSP盤のコレクターとして有名)をほうふつとさせる。
自分の青春時代を思い出してこそばゆい気持ちになってしまうが、あの頃のトキメキもいっしょに思い出して、ちょっとだけ元気がもらえる胸キュン映画。三丁目のナントカよりもリアルに心に染みるし、泣ける。派手さはないが、折に触れ何度でも観たくなる作品。ぜひともコレクションに加えてほしい。
ちなみに、テリー・ツワイゴフはダニエル・クロウズの短編を原作にした「アートスクール・コンフィデンシャル」という作品も発表している。残念ながら日本では劇場公開されなかったが、こちらもアウトサイダーの視点から現実世界のゆがみをコミカルに描いた名作、必見!
















