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ハードを解析 これは“小さなインテルMac”だ
2007年04月03日 10時00分更新
文● 今井隆
基板上面
一般に市販されているものとは形状もサイズも異なる。ダイ形状が後期型Pentium M(Duthan)とそっくりである点などから、UMPC用に開発されたULV(超低電圧動作)モデルだと思われる
チップには『82945GUXL』の刻印があり、945G Expressチップセットファミリーであることがわかる。MacBookシリーズの945GMより一回り小さく、シングルチャンネルメモリ専用の945GMよりかなり小さく、シングルチャンネルメモリ専用の945GMSと比べても一回り小さい
チップには『C82801GUX』の刻印があり、ICH7シリーズのI/Oコントローラーであることがわかる。MacBookやiMac、Mac miniに採用されているものの小型パッケージ版
メインメモリーには、533MHz動作のDDR2-SDRAMを256MB搭載している。メモリーバスはシングルチャンネルで、メモリの増設などは一切出来ない
GPUは、ノートパソコン向けの『GeForce GO 7300』を搭載。HDビデオのスムーズな再生を実現するという“nVIDIA PureVideo”テクノロジーを採用している
HDMIをサポートするために、米シリコンイメージのHDMIトランスミッター『Sil1930』が採用されている。デジタルビデオ信号にHDCP方式の暗号化を行う
サウンドコントローラには24bit/96kHzのHDオーディオに対応する(株)リアルテックの『REALTEK ALC885』を搭載する。同チップはMac miniにも採用されている
(次ページに続く)
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