Windows XP以外のOSを試す
Windows XP SP2のみ対応しているBoot Campと異なり、さまざまなOSをゲストとして使えるのもParallelsのウリのひとつだ。筆者の環境では『Windows 2000』、Linux(『Ubuntu 5.10日本語版』)、FreeBSD(『DesktopBSD 1.0』)が問題なくインストールできることを確認した。
ただし、Parallels独自のドライバー“Parallels Tools”は、現状ではLinuxやFreeBSD向けに提供されておらず、マウスポインタの連動や共有フォルダーなどの機能が使えない。
また、ParallelsですべてのPC用OSが利用できるわけではない。BeOSのフリー版(Personal Edition)をベースとしたディストリビューション『BeOS 5 PE MAX Edition』(外部リンク)のv3.1 Betaは、CDから起動の直後にカーネルパニックが発生した。
最近一般ユーザー向けにも公開された次期Windows『Windows Vista』のBeta 2は、ParallelsのBIOSがACPI未対応のためインストーラが起動できなかった。Windows VistaはParallelsの将来のバージョンでサポートされる予定だ。
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