11月9日、富士通はプライベートクラウドのスピーディーな導入を実現するという統合製品「DI Blocks (Dynamic Infrastructure Blocks)」(ディーアイ ブロックス)をグローバルで販売開始すると発表した。出荷開始は2012年1月から。
DI Blocksは、プライベートクラウドの構築・運用に必要となるサーバーやストレージ、ネットワーク機器などのハードウェア、これらのリソースを管理する仮想化技術を含むソフトウェアをセットにした製品。ソフトウェアのインストールや必要な機能の設定がされており、機器搬入から稼働までの期間を、これまでの数週間から数日間に短縮できるという。
併せて、コンサルティングサービス、運用サポートサービス、インテグレーションサービスおよびライフサイクルサービスを提供する。これによりユーザーは、プライベートクラウド環境を迅速に構築し、安心して運用できるとのこと。
また、システムの拡大や縮小の要求に応じて、サーバー、ストレージ、ネットワーク機器などのリソースの割り当てを数分以内に変更できるため、データセンター型システムに最適だという。