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SSD対応モデルなら約14倍の高速化

富士通、エントリストレージETERNUSをiSCSI対応に

2009年10月09日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月8日、富士通はエントリー向けストレージ「ETERNUS(エターナス) DX60/DX80」シリーズに、iSCSIとSASをサポートする新モデルを追加した。

4Uサイズのストレージ「ETERNUS DX60」

 ETERNUS DX60は、最大24台のディスクを内蔵可能で、最大容量が24TBとなる4Uラックマウント製品。一方のETERNUS DX80は、最大120台で120TBまでの拡張が可能な、20Uタイプのストレージとなる。

最大120TBの搭載が可能な「ETERNUS DX80」。この写真は最大構成時のもの

 両製品とも、ホストと接続するインターフェイスとしてこれまではファイバチャネル(FC)のみをサポートしていたが、今回新しくギガビットEthernetを使うiSCSIと最大伝送速度3GbpsのSASが追加された。

 このほか、ETERNUS DX80は内蔵HDDとしてSASに加えて、SSDをサポートする。同社によれば、SSDはハードディスクドライブと比べ、約51%の省電力化と約14倍の高速化を実現するという。

 価格(税別)は、ETERNUS DX60が76万4000円から、ETERNUS DX80が242万3000円からとなる。

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