先日おサイフケータイ対応の「IS03」の発表会が行なわれて、会場で端末を徹底的にチェックしたばかりなのに(関連記事)、それに続いて、今冬から春にかけてAndroid搭載スマートフォンが3機種も投入されることが発表された。春モデルとのことで、おそらくは来年に発売される「REGZA Phone IS04」「IS05」は参考展示のみだったこともあり、今回は「SIRIUSα IS06」を中心に見ていこう。
軽量でキビキビと動く
パンテックのハイエンドスマートフォン
パンテックの「SIRIUSα IS06」はIS03を含む、4台のAndroid端末新製品の中では唯一おサイフケータイやワンセグに対応していない。その代わりにAndroid OS 2.2をいち早く搭載している。国産ケータイ的な機能を求めるユーザーというより、最先端のAndroid端末を求めるユーザーに適している。
OSのバージョンは最新の2.2
Android OSのバージョンは「2.2」でFlash Player 10.1に対応。一般的なFlashサイトはもちろん、ニコニコ動画も再生できた。全画面表示は難しいが、画面は左右どちら側へも回転し、本体の向きを気にせずに視聴できるのが◎。
また後述するIS04とともに高速通信の「WIN HIGH SPEED」に対応(下り最大9.2Mbps/上り最大5.5Mbps)。発表会当日はサービス開始前ではあるが、それでも平均して下り約3Mbps前後は出ていた。サービスが正式に開始されればさらなるスピードアップが期待できそうだ。
ISシリーズのAndroid端末で最軽量
実は驚くほど軽い
スリムな1320mAhバッテリーの採用で、約109gという軽量化に成功。実際に持ってみると、驚くほど軽い。おサイフケータイやワンセグには非対応だが、ストラップ穴は右上に搭載。3.5mmイヤホンジャックはなく、音楽は付属のmicroUSB対応イヤホンで聴く。
Snapdragonの搭載で動作速度には不満無し
独自の3D描画エンジンにより、ウィジェットやアイコン、ホーム画面が3D表示に対応。見やすく、押し間違いが少ないほか、1GHzの高速CPUでキビキビ動く。3Dホーム画面は滑らかに回転可能で、見たい画面をすばやく呼び出せた。現時点で十分快適だが、完成度は60~70%程度とのことで、発売時にはさらに快適になりそうだ。
素に近いAndroid OS 2.2搭載端末
ここからは細かな機能を見ていこう。