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同性能インテルCPUの半額で!

10~15万円で組むRyzen自作 (1/5)

2017年04月01日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII.jp

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「Core i7-6900K」1個分で組める
Ryzen自作から漂う2000年代の香り

 久しぶりに登場したAMD製CPUのRyzen。2017年3月現在は、Ryzen 7 1800X/1700X/1700の3製品。新ソケットであるAM4対応マザーボードを見ると、チップセットはX370とB350の2種類が存在している。

 AMDオンリーライフを満喫していた場合は、新しいものばかりで迷いがちだが、価格帯で見ると競合であるインテルよりも思いっきり安く、かつマルチスレッドに強いPCを構築可能だ。そこで今回はRyzenでPCを自作していこう。

Ryzen

Ryzenって何?

 ざっくりいえば、Ryzen 7 1800X/1700X/1700は低価格の8コア16スレッドCPUになり、AMDがターゲットとする「Core i7 6900K」の半額ほどで、性能はその上を行くといったもので、発売前から話題となっていた。

 傾向としては、マルチスレッド性能は良好だが、シングルスレッドは「Core i7-7700K」よりも下と、尖った部分はあるものの、Pure Powerによる待機時の省電力性が高くなっており、コア数が多くても常用しやすい。

Ryzenシリーズのラインナップ
製品モデル Ryzen 7 1800X Ryzen 7 1700X Ryzen 7 1700
コア数 8 8 8
スレッド数 16 16 16
ベースクロック 3.6GHz 3.4GHz 3GHz
Boostクロック 4GHz 3.8GHz 3.7GHz
TDP 95W 95W 65W
希望小売価格(税別) 5万9800円 4万6800円 3万8800円

Ryzenのパッケージ。Ryzen 7 1700にはCPUクーラーが付属する

 今回のCPUを見てみると、Ryzen 7 1800X/1700Xの場合は、ブーストクロックとXFR(Extended Frequency Range)が設定されている。Ryzen 7 1800Xで見るとブーストクロックは最大4GHzで、2コア以下でそのクロックに到達。全コアが高負荷の場合は、3.7GHzまで上昇する。ややこしいが、さらにXFR時は最大4.1GHzまで上昇といった具合だ。

 XFRは冷却状況に応じてクロックを上昇させるもの。おもしろい機能だが、6コア以上がC6ステートにある状態が前提条件となっているので、意図的に必要とするシーンはなさそうだ(意識する必要性も薄い)。

 なおオーバークロックについては、すべてのRyzenが倍率ロックフリーになっており、X370かB350チップセット搭載マザーボードであればオーバークロック可能だ。

XFRに入ったところ。倍率が40xから41xになっている。CINEBENHC R15でSingleを計測しているときに確認できた

CINEBENHC R15のベンチ結果。マルチスレッドがとにかく強い。シングルスレッドはそれほどでもないため、ゲームタイトルの大半やシングルスレッド性能を必要とする用途には弱いが、ゲームやストリーミング配信用としては、かなりオススメのCPUになる

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