最新テレビだからと期待しすぎるとガッカリするかも!?
買う前に知っておきたい! 初めての4Kテレビの選び方 (1/4)
2016年11月04日 17時00分更新
文● ハシモト/ASCII編集部
Xbox Oneが4K対応になり、PlayStation 4が4K対応になり、BDレコーダーも4K対応になっている今日この頃。PCも4K出力が可能な機種が増えている。そろそろ4Kテレビを買いたいな、と思っている人も多いかもしれない。
では、実際に4Kテレビを買おうと考え、行動を起こしてみると「あれ? こんなはずでは……」と思うこともある。
今回はそんな4Kテレビの買い方について、気を付けたいポイントを紹介していきたい。その前に、まずはメーカー別に4Kテレビの現行機種を一気に紹介しよう。
Android TV搭載のソニー「ブラビア」
ソニー「ブラビア」はOSにAndroid TVを採用しているのが特徴。ゲームなどのアプリをダウンロードして楽しめる。また、全機種でスカパー!プレミアムサービスチューナーを内蔵しているので、外付けのチューナーを用意する必要がない。
直下型バックライト搭載の最上位モデル「Z9D」。画面サイズは100/75/65V型。65V型の実売価格は75万円前後
磁性流体スピーカー搭載の高音質モデル「X9350D」。画面サイズは65/55V型。55V型の実売価格は32万円前後
新開発のエッジ型バックライト搭載の「X9300D」。画面サイズは65/55V型。55V型の実売価格は28万円前後
エッジ型バックライト採用のミドルクラス4Kテレビ「X8500D」。画面サイズは65/55V型。55V型の実売価格は22万円前後
49/43V型という比較的小さいサイズを用意する「X8300D」。43V型の実売価格は16万円前後
エントリークラスとなる「X7000D」。HDRにはファームウェアアップデートで対応する。画面サイズは49V型のみ。実売価格は16万円前後
Firefox OSを採用するパナソニック「ビエラ」
パナソニックの「ビエラ」は「Firefox OS」を採用しているのが特徴。リモコンの上下左右キーに寄る機能の呼び出しや声による検索など、より直感的な操作が可能だ。
緻密な分割駆動を実現した直下型バックライトを採用する最上位モデル「DX950」。画面サイズは65/58V型。58V型の実売価格は40万円前後
100Wの高出力アンプと3Wayサイドスピーカーを搭載する高音質モデル「DX850」。画面サイズは60/55/49V型。49V型の実売価格は25万円前後
浮遊感を演出した独特なデザインの「DX800」。合計12個のユニットを搭載するバースピーカーを搭載。画面サイズは58/50V型。50V型の実売価格は30万円前後
4パターンに変形するスタンドを装備する「DX770」。画面サイズは58/50V型。50V型の実売価格は23万円前後
4Kのスタンダードモデルとなる「DX750」。画面サイズは55/49/43V型。43V型の実売価格は16万円前後
最小クラスの40V型モデルを用意する「DX600」。49V型モデルもあるが、どちらもHDRには非対応だ。40V型の実売価格は12万円前後
上位機種は8K相当の画質! シャープ「アクオス」
上位モデルは独自の4原色の画素構造を利用し、8K相当の輝度解像度を実現。高精細な表示が可能だ。また、US40以上のモデルであれば3D表示に対応する機種が多いのが特徴となる。
独自の4原色画素技術で8K相当の輝度解像度を持つ「XU30」。画面サイズは80V型のみ。実売価格は160万円前後
XU30と同じく8K相当の輝度解像度を実現した「XG35」。直下型バックライト採用。画面サイズは70V型のみで実売価格は77万円前後
直下型バックライト採用の上位モデル「XD35」。画面サイズは60V型のみで、実売価格は44万円前後
直下型バックライト採用の「XD45」。オンキヨーと共同開発した独立型スピーカーボックスを搭載。画面サイズは55V型のみで、実売価格は38万円前後
エッジ型ながら高効率のLEDバックライトで輝度向上を果たした「US40」。画面サイズは60/55/50/45V型。45V型の実売価格は19万円前後
エッジ型バックライト採用のスタンダードモデル「U40」。オンキヨーと共同開発の2.1chスピーカーシステムを搭載する。画面サイズは55/50/40V型。40V型の実売価格は13万6000円前後
全録機能搭載の東芝「レグザ」
東芝「レグザ」は、「Z」型番のモデルには全録機能が内蔵されているのが特徴。USB HDDを接続することで、最大6チャンネルの地上波放送を常時録画できる。低遅延のゲームモードを搭載するのもポイントとなる。
直下型バックライト搭載の最上位モデル「Z20X」。スカパー!プレミアムサービスチューナーを内蔵する。画面サイズは65/58/50。50V型の実売価格は30万円前後
直下型バックライト搭載の「Z700X」。液晶パネルがZ20XはVA方式だが、本機はIPS方式となる。画面サイズは55/49/43V型。43V型の実売価格は19万円前後
エッジ型バックライト搭載の「M500X」。画面サイズは58/50/40V型。40V型の実売価格は13万円前後
LGエレクトロニクス「OLED TV」「SUPER UHD TV」
LGエレクトロニクスは有機ELテレビの「OLED TV」を展開するが、液晶テレビについても種類が豊富。OLED TVについては3D表示対応モデルも多く「B6P」シリーズ以外は対応している。
液晶テレビは全モデルがIPS方式を採用。3D表示に対応するのは最上位モデルの「UH8500」のみとなる。
「OLED TV」
77V型という大画面の有機ELテレビ「OLED77G6P」。実売価格は324万円
前面に20Wスピーカーと10Wウーファーを搭載する「OLED E6P」シリーズ。画面サイズは65/55V型で、55V型の実売価格は71万円前後
曲面タイプの有機ELテレビ「OLED55C6P」。画面サイズは55V型のみ。実売価格は50万円前後
有機ELテレビのスタンダードモデル「OLED B6P」シリーズ。3D表示機能は省かれている。画面サイズは65/55V型で、55V型の実売価格は43万円前後
昨年登場した日本初の曲面有機ELテレビ「EG9600」シリーズ。画面サイズは65/55V型で、55V型の実売価格は35万円前後
「SUPER UHD TV」
エッジ型バックライト搭載の最上位モデル「UH8500」。40Wのスピーカー&サブウーファーを内蔵し、HDRはDolby Vision方式に対応。3D表示も可能だ。画面サイズは65/55V型があり、55V型の実売価格は27万円前後
エッジ型バックライト採用の「UH7700」。3D表示には非対応だが、LEDの部分駆動が可能で、HDRはDolby Vision方式に対応する。画面サイズは55/49V型があり、49V型の実売価格は22万円前後
60/55/49/43V型という幅広い画面サイズを揃える「UH7500」。HDRには対応するが、Dolby Vision方式には非対応だ。43V型の実売価格は14万5000円前後
「UH6500」は、55V型はエッジ型、49/43V型は直下型バックライトを採用。ただし、LEDの部分駆動は55V型のみとなる。HDR対応だ。43V型の実売価格は11万円前後
昨年発売のエッジ型バックライト採用モデル「UF8500」。harman/kardonと共同開発したスピーカーを搭載。画面サイズは60/55/49V型で、49V型の実売価格は12万円前後
エッジ型バックライト採用の「UF7710」。昨年発売のモデルとなる。画面サイズは55/49/43V型で、43V型の実売価格は8万円前後
昨年発売のエントリーモデル「UF6900」。バックライトはエッジ式で、部分駆動は行なわず、HDRには非対応。画面サイズは49/43V型で、43V型の実売価格は7万円前後
以降のページ(アスキー倶楽部会員向け)では、高いテレビと安いテレビの違いや、実際に購入する場合に知っておきたい点など、4Kテレビの買い方について紹介する。
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