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アップル「AirPods Pro」が到着!装着感がすごい!

2019年10月31日 18時00分更新

文● 上代瑠偉 編集● ASCII

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 アップルは10月30日、AirPodsの上位モデル「AirPods Pro」を発売しました。価格はワイヤレス充電ケース付きで2万7800円(税抜)/3万580円(税込)。

 従来のAirPodsとAirPods Proとの最大の違いは「アクティブノイズキャンセリング機能」を採用していること。周囲の状況を分析し、1秒間に200回、連続的に調整してノイズを取り除いてくれます。

 また、イヤフォンの軸部分の感圧センサーを長押しすると、「外部音取り込みモード」の切り替えが可能。このモードを有効にすると、周囲の環境音を聞きながら音楽を楽しめる、ちょうどいい量でのノイズキャンセリングが有効になります。

 バッテリー駆動時間は、AirPodsと同じ5時間を実現します。アクティブノイズキャンセリングモードでは最大4時間半の再生、または最大3時間半の通話が可能。ワイヤレス充電ケースでの充電で、24時間以上の再生、あるいは18時間以上の通話にも対応します。

 早くも話題になっており、売れ行きも好調な本製品。10月31日現在、Apple Storeでのお届け予定日は11月16日〜11月23日で、予約した人でも到着までに2週間〜3週間ほどかかりそうです。

 今回は編集部に「AirPods Pro」が到着したので、開封の儀をしていきたいと思います。

開けると、おなじみの「Designed by Apple in California」の文字があります。

中には説明書類が入っています。ちなみに、アップルのロゴステッカーは入っていません。

ワイヤレス充電ケースがフィルターに包まれています。

取り出して、フィルターを外してみました。AirPodsではケースの形は縦長でしたが、AirPods Proでは横長になっています。サイズは60.6×45.2×21.7mm。重量は45.6g。

裏面には、ペアリング用のボタンを採用しています。

従来どおり、Lightning端子を搭載しています。

Lightning端子とUSB Type-C端子を繋ぐケーブルを付属しています。

ワイヤレス充電ケースを開くと、スタイリッシュな本体が登場。

従来のAirPodsはインナーイヤー型でしたが、AirPods Proはカナル型に変更されています。うどんと揶揄されていた軸の部分は短くなりました。

向きを変えてみました。サイズは片耳で30.9×21.8×24mm。重量は片耳で5.4g。カラーは従来と同じくホワイトの1色のみです。

シリコン製のイヤーチップは出荷時に装着された「M」サイズに加え、「S」と「L」の2サイズも付いてきます。ほかのメーカーの場合はジッパー付きのビニール袋に入っていることも少なくないですが、アップルだけあって丁寧に収納されています。

 せっかくなので、少し試用しました。インナーイヤー型からカナル型に変更されたとなると、やっぱり気になるのは装着感。iPhone XR(私物)に接続し、「イヤーチップ装着状態テスト」を試してみました。

 この機能は、イヤフォンの装着状態をテストしてくれるもの。iPhoneの設定画面でBluetoothを選択し、「イヤーチップ装着状態テスト」をクリックするだけで、後は画面の指示に従うだけ。

 左右それぞれ「密閉されています」か「イヤーチップを調節するか、ほかのチップにしてください」と教えてくれます。耳に装着してなんとなく違和感がある人は、ぜひ試してみてほしい新機能です。

 また、外部音を遮断する「ノイズキャンセリングモード」と、周囲の環境音も聴き取りやすい「外部音取り込みモード」の切り替えも試してみました。軸部分の感圧センサーを長押しするだけで、音楽はもちろん、環境音の印象が瞬く間に変わり、まるで世界が変わったのような感覚にしてくれます。入手してからしばらくの間は、ついつい遊んでしまいそう。これはいいな……。

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