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HTC日本上陸20年目のスマホはハイエンドのHTC U12+

2018年06月27日 20時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

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 今日27日、HTCは都内で同社のSIMフリーハイエンドモデル「U12+」の発表を行なった。

 HTCはHTC NIPPONとして日本で端末をリリースして今年で20年目。発表会の冒頭では、同社の代表取締役社長 児島全克氏から20年の歴史をたどったムービーが披露された。

 児島社長は「HTCはこの20年間、いろいろなイノベーションを求めてきた。最近では3000以上のコンテンツが弊社のVIVEで動いている。これからはVRとAR、AI、5Gという、3つのチカラでコミュニケーションを模索し、新しい世界を作っていきたい」と語った。」

HTC NIPPON 代表取締役社長 児島全克氏

近年で最大のヒット作「VIVE」は世界中で利用されている

HTC NIPPON プロダクト&エンジニアリング 川木富美子氏

この20年でHTCが日本に投入したモデルは30種類

 HTC U12+の商品説明は同社プロダクト&エンジニアリングの川木富美子氏が行ない、「弊社はスマホ黎明期からさまざまな製品をリリースしてきました。日本ではこれまで約30種類の端末を出しています。たとえばキャリアと協力しておサイフケータイなどを乗せた端末もあります。これは日本市場に受け入れてもらえた結果です」と感謝の言葉を述べた。

握るだけでなく、持つ、タップにも対応したエッジセンス2

今回もカメラ性能は世界最高クラス

 そのほか「HTC U12+はグローバルの発表から1ヵ月遅れでの発表になってしまいましたが、エッジセンスは2に進化し、握るだけでなく、持つ、タップするといった動作に対応しました。また横になっても画面が回転しない、持っている間は消灯しないといった、細かい進化もあります。カメラはフロントとリア、それぞれが2眼になり、カメラベンチマークサイトのDXO MARKは103点と、デュアルカメラ搭載モデルの中では最高スコアを着ろ来しました」とHTC U12+の見どころを説明した。

 この発表会のあとは、ブロガーなどを招いたユーザーイベントを開催。縁日のような屋台がでていたり、鶴を折って募金したりと、ファンとともに盛り上がっていくHTCならではの内容になっているようだ。

 なお、HTC U12+の発売日は7月20日で、価格は9万5000円(税別)。ただし、今日から始まった予約では先着500名に5000円が当たるキャンペーンを行なっており、当たれば実質9万円となる。

 新感覚の操作「エッジセンス2」を体験したい人は、予約を忘れずに!

高級感のあるリキッド・サーフェスデザインは継承

イヤホンジャックはなくなってしまったが、有線派にはUSB Type-C接続のイヤホンがある

サイドにはボリュームと電源キーがあるが、実はこれ感圧式のタッチキーなのだ

左右はほぼフレームレス、上下のフレームもかなり狭くなっている

キラキラの背面には2眼カメラと指紋センサーが搭載

普通のハードキーに見えるが、感圧式のタッチキーになっている。違和感があるので、慣れが必要だ

握ると、このようにどのくらいのチカラで握っているのかが表示される

前モデルにも付属していたUSB Type-C接続のハイレゾ対応イヤホン

U12+ならではの設定メニューがある

カラバリのひとつ、トランスルーセントブルー。その名のとおり、透けているのがポイント

インカメラもデュアルレンズなので、自撮りもかなり楽しくなる

「HTC U12+」の主なスペック
ディスプレー 6型液晶(18:9)
画面解像度 1440×2880ドット
サイズ 約73.9×156.6×8.7〜9.7mm
重量 約188g
CPU Snapdragon 845 2.6GHz+1.7GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC(最大256GB)
OS Android 8.0(+HTC sense)
対応バンド LTE:1/2/3/4/5/7/8/11/12/13
/18/19/21/26/28/38/41/42
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19、4バンドGSM
CA対応 ○(5CC CA)
VoLTE
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:12メガ+16メガ
/イン:8メガ×2
バッテリー容量 3500mAh
防水/防塵 ○/○(IP68)
生体認証 ○(指紋)
SIMスロット nanoSIM
USB端子 Type-C
カラバリ トランスルーセントブルー、セラミックブラック、フレームレッド
価格(税抜) 9万5000円

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