9月23日、Dellは東京ゲームショウ2017において、Dell VisorとゲーミングPC2機種、湾曲型ディスプレーを発表した。同時にTGS期間限定セールのアナウンスも行なわれ、ゲーミングシーンへのアプローチの手を緩めない姿勢を見せた。
発表会の開催場所がTGSのDellブースであるため、当然の論調になるのだが、ゲーミングシーンはゲームだけでなく、配信や動画編集も絡むようになり、よりPC性能を要求するプレイヤーの増加に応じるためでもあるのだろう。
Dell Visorは10月中旬から量販店での先行予約を開始し、11月上旬からはDell.comでの受注も開始する。筐体はホワイトで、人間工学に基づくデザインを採用。ケーブルクリップのほか、楽にVR体験ができるようにコントローラーをバンドルするという。
インサイドアウト方式のカメラ、フリップアップ機能、負担の少ないクッションを特徴としているが、詳細については多くは語られなかったため、今後のニュースに注目したい。
そのほか発表されたものは、New Inspiron 15 7000 ゲーミング、New ALIENWARE Area-51、34インチ曲面ゲーミングモニター「AW3418DW」と「AW3418HW」。いずれも直近の販売開始となっており、New ALIENWARE Area-51はCore i9も選択可能で、「Core i9-7980XE」搭載モデルは9月29日から販売開始予定だ。
また発表会後半には、インテル株式会社執行役員・大塚桂一氏も登壇。もちろん、ゲーミングに適するCoreXシリーズの訴求のためだが、強調していたのは「PCゲームのためのモンスター・プラットフォーム」である点だ。
AAAクラスのゲームプレイはもちろん、ゲームを最高設定のまま、ストリーミングや録画、エンコードを同時に実行するメガタスクをするゲームプレイヤーが急増しており、そういった高負荷に耐えられることを強くアピールしていた。
ASCII読者の中にもメガタスクにトライしてみて、あまりの負荷に驚いた人もいるハズだが、その点をクリアするのであれば、CoreXシリーズも選べるNew ALIENWARE Area-51は選択肢に含んでいいだろう。配信のためにゲームの設定を落としている人は要チェックだ。
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