「LINEを始めたいけど、今さら人には聞けないよ……」というアナタ!
SNSの最新情報と若者動向を追い続けるITジャーナリスト 高橋暁子さんが、LINEの上手な使い方を基礎からやさしく伝授します。〈連載目次〉
Q:「LINEサイバー防災訓練」で何ができるの?
A:LINE乗っ取りの怖さと対処法がわかります
LINEは、6月9日より「LINEサイバー防災訓練」を開催している。「LINEサイバー防災訓練」は、LINE乗っ取りの怖さが体験できる体験型ムービーだ。ラーメンズ片桐仁さんが乗っ取り犯役で特別出演しており、マルチエンディング機能など楽しめる機能が多数仕掛けられている。なお、6と9で「ロック(鍵)」の意味を込めてこの日に制定したという。
LINEの調査によると、自分・家族・恋人・友だち・知人などの身近な人物がアカウント乗っ取りに遭ったという割合は4割に上った。
LINEのアカウントを乗っ取られると、LINEが使えなくなる上、周囲の人にも迷惑をかけてしまう。乗っ取りの怖さ、そして対処法を知るためにも、防災訓練に参加してみよう。
「LINEサイバー防災訓練」を体験してみよう
LINEサイバー防災訓練を体験するには、まず特設ページにアクセスして、QRコードを読み込むとLINEサイバー防災訓練の画面に飛ぶ。「START」をタップで体験ムービースタートだ。
片桐仁さん演じる乗っ取り犯のターゲットは、なんと自分。LINEの友だちの一人から、「携帯番号教えて」というトークがくる。ストーリーが進み、「4ケタの認証番号が届いたら、教えてね」というトークと共に、認証番号通知が来る。
じつは、上記のやり取り中にスマホの画面を傾けると、裏にいる乗っ取り犯の様子が見られるシーンがあるので、自分で探してみてほしい。
さらに、上記のやり取りには続きがある。なんと、自分の行動によってエンディングが変わるマルチエンディングとなっているのだ。何もしないで放っておくと、乗っ取り犯が認証番号をゲットし、あなたのアカウントは乗っ取られてしまう。
しかし、ある箇所でタップすると、エンディングが変わり、乗っ取りを防ぐことができるのだ。ぜひ自分で試して見つけてほしい。終了画面下の「もう一度体験する」をタップで再度トライできるので、乗っ取りを防げるまでやってみよう。なお、執筆時にはスタンプがもらえた。
LINEサイバー防災訓練は、「お・か・し」が大切としている。すなわち、「おしえない(4ケタの認証番号を教えない)」「かくさんさせない(乗っ取り犯に遭遇したら通報する)」「しんじない(安易に信用せず相手の素性を確認する)」としている。ぜひ参考にしてほしい。
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。
最新刊『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)の他、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(マイナビ新書)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』(日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki
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